大関増裕(読み)おおぜき ますひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大関増裕」の解説

大関増裕 おおぜき-ますひろ

1838*-1868* 幕末大名
天保(てんぽう)8年12月9日生まれ。遠江(とおとうみ)横須賀藩主西尾忠善の孫。大関増徳(ますよし)の養子となり,文久元年下野(しもつけ)(栃木県)黒羽藩主大関家15代。幕府陸軍奉行,海軍奉行,若年寄を歴任し,軍備増強につとめた。藩政改革にも成果をあげた。慶応3年12月9日死去。31歳。初名は忠裕,忠徳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「大関増裕」の解説

大関増裕 (おおぜきますひろ)

生年月日:1837年12月9日
江戸時代末期の大名
1866年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大関増裕の言及

【陸軍奉行】より

…幕末の江戸幕府陸軍の指揮官。幕府は軍制改革の過程で1862年(文久2)西洋式の陸軍を編成し,その総指揮官として中将に相当する陸軍奉行職を設け,12月1日前講武所奉行大関忠裕(増裕)を任じた。68年(明治1)2月までに延べ10名が任命されたが,当初は空席の時期が多く,1864年(元治1)10月以降は常時1~3名が在任した。場所高5000石,席次は駿府城代の上だが,66年(慶応2)10月以後は若年寄並以上の者が就任した。…

※「大関増裕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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