大鳳(読み)たいほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大鳳」の意味・わかりやすい解説

大鳳
たいほう

旧日本海軍の正規航空母艦。 1944年3月神戸川崎造船所で竣工。基準排水量2万 9300t,速力 33.3kn。飛行機搭載数は常用機 52,補用機1。飛行甲板大部分に 500kg爆弾の急降下直撃を想定して厚さ 75mm甲鈑を張った優秀艦であったが,同年6月 19日,マリアナ沖海戦中サイパン島付近でアメリカ潜水艦『アルバコア』の雷撃を受けたのち,ガソリン混合気の誘爆により沈没

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デジタル大辞泉プラス 「大鳳」の解説

大鳳

大日本帝国海軍の航空母艦。装甲空母。1944年3月竣工。マリアナ沖海戦にて、魚雷による攻撃からガソリン爆発を起こし沈没(1944年)。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「大鳳」の解説

だいほう【大鳳】

宮城日本酒蔵元の「大鳳酒造森巳本店」は大正12年(1923)創業。現在は廃業。蔵は柴田郡村田町にあった。

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世界大百科事典(旧版)内の大鳳の言及

【航空母艦】より

…アメリカは機動部隊の拡充と損耗対策のために,エセックスEssex型(約2万7000トン)の大量建造を促進し,これが大戦後半におけるアメリカ海軍の中心勢力となった。日本は太平洋戦争直前に翔鶴,瑞鶴を完成させ,続いて日本では初めてのハリケーンバウ,飛行甲板耐弾防御を採用した大型空母大鳳(約2万9000トン)を建造した。大戦末期には,航空機の大型重量化および大量運用のために,空母はますます大型化し,アメリカはミッドウェーMidway型(約4万5000トン),イギリスはイーグルEagle(約3万7000トン)およびアーク・ローヤル(約4万3000トン)の建造を開始したが,完成はいずれも戦後に持ち越された。…

※「大鳳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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