大黒帽(読み)だいこくぼう

精選版 日本国語大辞典 「大黒帽」の意味・読み・例文・類語

だいこく‐ぼう【大黒帽】

  1. 〘 名詞 〙 大黒天のかぶる頭巾に似た、丸く周囲のふくれた帽子布地、または編物製で、頂上に玉ぶさのようなものなどをつけることもある。大黒帽子ベレー
    1. [初出の実例]「四辺(あたり)が大黒帽に飛白(かすり)衣服(きもの)で紛々(ごたごた)となる中で」(出典平凡(1907)〈二葉亭四迷〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android