天の磐船(読み)あまのいわふね

大辞林 第三版の解説

あまのいわふね【天の磐船】

天空を飛ぶという堅固な船。 「 -に乗て天より降止いたりいでませり/日本書紀 神武訓

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あまの【天の】 磐船(いわふね)

① 空中を飛行する堅固な船。「日本書紀」では、高天原から下界に降りる際に用いた船として伝えている。
※書紀(720)神武天皇即位前甲寅年「天磐船(あまのいはふね)に乗りて飛び降る者有りといひき」
※日本紀竟宴和歌‐延喜六年(906)「そらみつに阿麻能伊婆布然(アマノイハフネ)くだししはひじりの御代を渡すとてなり〈藤原忠紀〉」
② 天の川にあるという想像上の船。
※堀河百首(1105‐06頃)秋「彦星のあまの岩ふねふなでして今夜(こよひ)や磯にいそ枕する〈藤原顕仲〉」

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