デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天南松薫」の解説 天南松薫 てんなん-しょうくん 1573-1640 織豊-江戸時代前期の僧。天正(てんしょう)元年生まれ。曹洞(そうとう)宗。遠江(とおとうみ)(静岡県)可睡斎の鳳山等膳のもとで出家。下野(しもつけ)(栃木県)大中寺の門庵(もんなん)宗関に師事し,その法をつぐ。徳川家康が等膳に師事した関係から家康の厚遇をうけ,その命で大中寺にはいり,関東僧録となった。寛永17年9月17日死去。68歳。遠江出身。著作に「天南代」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例