厚遇(読み)コウグウ

精選版 日本国語大辞典 「厚遇」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぐう【厚遇】

  1. 〘 名詞 〙 手厚くもてなすこと。行き届いたもてなしをすること。優遇。⇔冷遇
    1. [初出の実例]「景親素為平氏所厚遇」(出典日本外史(1827)二)
    2. 「かく迄厚遇を受けて居ると思へば」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)
    3. [その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕

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普及版 字通 「厚遇」の読み・字形・画数・意味

【厚遇】こうぐう

手厚くもてなす。〔史記、高祖紀〕王の關を出でて陝に至り、關外の老を撫してるや、張耳來見す。王厚く之れをす。

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