天妙国寺(読み)てんみようこくじ

日本歴史地名大系 「天妙国寺」の解説

天妙国寺
てんみようこくじ

[現在地名]品川区南品川二丁目

願行(がんぎよう)寺の南方にある。鳳凰山と号し、本尊三宝本尊。顕本法華宗(本山は日什創建の京都妙満寺)。かつての寺号は妙国寺。日蓮の弟子天目の開創という伝えがあるが、のちに日什派に転派した。大道沿いと寺院の周辺に町屋が形成された中世の南品川の町並のなかで伽藍を構えた中心的な寺院であった。永享六年(一四三四)に「南品川之端芝原之地」が寄進されたほか(同年五月一三日「某充行状」妙国寺文書、以下とくに断らない限り同文書)、永享期に南品川の「洲宮之神田」など多くの寺地が寄進されている(同八年七月一二日沙弥正三寄進状など)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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