天琢玄球(読み)てんたく げんきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天琢玄球」の解説

天琢玄球 てんたく-げんきゅう

1310-1377 鎌倉-南北朝時代の僧。
延慶(えんきょう)3年生まれ。臨済(りんざい)宗。丹波弘誓寺(兵庫県)の釣叟(ちょうそう)玄江に師事。京都東福寺で蔵司(ぞうす)をつとめた。のち播磨(はりま)守護赤松氏の要請で円応寺に,ついで足利尊氏にまねかれ,東福寺内の普門院にはいる。播磨(兵庫県)東禅寺などの開山(かいさん)。永和3=天授3年6月26日死去。68歳。丹波出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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