天童荒太(読み)テンドウアラタ

デジタル大辞泉 「天童荒太」の意味・読み・例文・類語

てんどう‐あらた【天童荒太】

[1960~ ]小説家愛媛の生まれ。本名、栗田教行。映画原作などを手がけたのち、作家活動に入る。「悼む人」で直木賞受賞。他に「永遠の」「包帯クラブ」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天童荒太」の解説

天童荒太 てんどう-あらた

1960- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和35年5月8日生まれ。昭和61年「白の家族」で野性時代新人文学賞。のち映画の脚本を手がけるが,平成5年「孤独の歌声」が日本推理サスペンス大賞優秀作となり,小説に専念する。現代の家族の病理をミステリー仕立てでかきつづけ,8年「家族狩り」で山本周五郎賞,12年「永遠の仔(こ)」で日本推理作家協会賞。21年「悼む人」で直木賞。25年「歓喜の仔」で毎日出版文化賞。愛媛県出身。明大卒。本名は栗田教行。

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