太平山(栃木県)(読み)おおひらさん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「太平山(栃木県)」の意味・わかりやすい解説

太平山(栃木県)
おおひらさん

栃木県栃木市中央部にある山。標高346メートル。足尾(あしお)山地関東平野に臨むところに位置するため、眺望に優れ、「陸の松島」とよばれ、太平山県立自然公園に指定されている。山頂には太平山神社があり、サクラ名所となっている。県立少年自然の家が設けられており、南麓(なんろく)には『雨月(うげつ)物語』で有名な大中寺(だいちゅうじ)がある。JR両毛線・東武日光線栃木駅から太平山公園までバス15分。下車後太平山神社から山頂へのコースが設けられている。

[平山光衛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android