太平山県立自然公園(読み)たいへいざんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太平山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

太平山県立自然公園
たいへいざんけんりつしぜんこうえん

秋田県中部,太平山地中心とする自然公園秋田市五城目町上小阿仁村の3市町村にわたる。面積 118.97km2。 1972年指定太平山 (1171m) およびこれを源流とする旭川,馬場目川,岩見川小阿仁川の上流渓谷地帯からなる。秋田杉の天然林やブナ原生林が残され,1968年秋田市の仁別地区が自然休養林 (2830ha) に指定された。またカモシカ,ツキノワグマ,テン,キツネ,鳥類も多く生息している。太平山は信仰の対象で,登山道のそばに石仏,道祖神が残っている。秋田市から日帰り可能な本格的登山コースで,多くの登山客を集める。

太平山県立自然公園
おおひらさんけんりつしぜんこうえん

栃木県南部,栃木市中部から西部にかけての丘陵地帯を占める自然公園。面積 10.67km2。1955年指定。太平山(343m)を中心とし,その山頂からは関東平野が眺望できる。太平山を起点とする晃石山,馬不入山の稜線はハイキングコース。栃木県立少年自然の家がある。

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事典・日本の観光資源 「太平山県立自然公園」の解説

太平山県立自然公園

(栃木県栃木市)
さくら名所100選」指定の観光名所。

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