太田佐次兵衛(読み)おおた さじべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田佐次兵衛」の解説

太田佐次兵衛 おおた-さじべえ

1729-1791 江戸時代中期の陶工
享保(きょうほう)14年生まれ。埴生(はにゅう)焼の創始者。代々越中(富山県)礪波郡(となみぐん)埴生村宮島組十村(とむら)(大庄屋)をつとめた。初代大樋(おおひ)勘兵衛楽焼をまなび,安永初年窯をひらいた。作品は粗製磁器に染め付けをしたもの。寛政3年死去。63歳。名は信就。通称は別に佐十郎,作十郎。号は竹亭

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android