デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奄智王」の解説 奄智王 あんちおう ?-784 奈良時代,鈴鹿(すずか)王の王子。高市(たけちの)皇子の孫。天平宝字(てんぴょうほうじ)元年(757)豊野真人(とよののまひと)の氏姓をさずかる。藤原仲麻呂追討の功により従五位下。父の旧宅地が称徳天皇の山陵とされたりして,昇進をかさね天応元年従四位下,摂津大夫(だいぶ)。光仁(こうにん)天皇葬送の御装束司をつとめ,のち中務大輔(なかつかさのたいふ)。延暦(えんりゃく)3年6月5日死去。名は「えんちおう」ともよむ。 奄智王 えんちおう ⇒あんちおう 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例