奄智王(読み)あんちおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奄智王」の解説

奄智王 あんちおう

?-784 奈良時代,鈴鹿(すずか)王の王子。
高市(たけちの)皇子の孫。天平宝字(てんぴょうほうじ)元年(757)豊野真人(とよののまひと)の氏姓をさずかる。藤原仲麻呂追討の功により従五位下。父の旧宅地が称徳天皇山陵とされたりして,昇進をかさね天応元年従四位下,摂津大夫(だいぶ)。光仁(こうにん)天皇葬送の御装束司をつとめ,のち中務大輔(なかつかさのたいふ)。延暦(えんりゃく)3年6月5日死去。名は「えんちおう」ともよむ。

奄智王 えんちおう

あんちおう

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android