奇兵(読み)キヘイ

デジタル大辞泉 「奇兵」の意味・読み・例文・類語

き‐へい【奇兵】

敵の不意を討つ軍隊。⇔正兵せいへい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奇兵」の意味・読み・例文・類語

き‐へい【奇兵】

  1. 〘 名詞 〙 敵の不意をうつ軍隊。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「敵の思ひがけもなき険阻の地より、奇兵(キヘイ)を以てうつべしとて」(出典仮名草子智恵鑑(1660)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奇兵」の読み・字形・画数・意味

【奇兵】きへい

奇襲の兵。〔史記、淮陰侯伝〕其の勢ひ、糧必ず其の後に在らん。願はくは足下、臣に奇兵三人を假(か)せ。より其の輜重たん。

字通「奇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android