奈良県立美術館(読み)ならけんりつびじゅつかん

日本の美術館・博物館INDEX 「奈良県立美術館」の解説

ならけんりつびじゅつかん 【奈良県立美術館】

奈良県奈良市にある美術館。昭和48年(1973)創立。風俗史研究家・日本画家である吉川観方(かんぽう)からの寄贈をうけて開設。その後さらに日本史家・美術史家の由良哲次や、塗料メーカー大橋化学工業の創業者大橋嘉一(かいち)からもコレクションの寄贈をうける。鎌倉時代以降の美術工芸品や、奈良ゆかりの芸術家の作品など約4200点を収蔵・展示する。
URLhttp://www.pref.nara.jp/11842.htm
住所:〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
電話:0742-23-3968

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「奈良県立美術館」の意味・わかりやすい解説

奈良県立美術館
ならけんりつびじゅつかん

京都の日本画家で有職故実研究家の吉川観方よりその収集品 (江戸風俗画,浮世絵染織武具調度など約 2500点) の寄贈を受け,1973年3月奈良市登大路町の奈良公園入口に開館。室町時代以降の作品を中心に収集する。 78年には,由良哲次より近世絵画および中国陶磁器約 110点,また,大橋嘉一より現代日本の抽象絵画約 500点が寄贈された。さらに,開館以来,郷土出身の富本憲吉陶芸の収集にも努めている。収蔵品総数約 3500点。

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