精選版 日本国語大辞典 「奈落・那落・捺落」の意味・読み・例文・類語
ならく【奈落・那落・捺落】
〘名〙 (naraka の音訳)
※本朝文粋(1060頃)一三・為空也上人供養金字大般若経願文〈三善道統〉「真如捺落。在二善悪之因縁一」
② 地獄におちること。
※往生要集(984‐985)大文四「調達誦二六万蔵経一、猶不レ免二那落一」
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