奎章(読み)ケイショウ

精選版 日本国語大辞典 「奎章」の意味・読み・例文・類語

けい‐しょう‥シャウ【奎章】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「奎」は文運をつかさどる星の名 ) 天子の文章を尊んでいう語。
    1. [初出の実例]「玉笙之操、高引紫鸞之声焉、奎章(ケイシャウ)之巧、新賡素鵞之詞矣」(出典太平記(14C後)四〇)
    2. [その他の文献]〔剪燈余話‐幔亭遇仙録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奎章」の読み・字形・画数・意味

【奎章】けいしよう(しやう)

。また、すぐれた書や文章。〔史、一、王義豊の詩〕山南杉寺り。本(もと)仁皇のつる。奎り。(張)紫、二を大書す。

字通「奎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android