奕世(読み)エキセイ

デジタル大辞泉 「奕世」の意味・読み・例文・類語

えき‐せい【×奕世】

《「奕」は重ねる意》世を重ねること。代々奕葉累世

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奕世」の意味・読み・例文・類語

えき‐せい【奕世】

〘名〙 (「奕」は重ねる意) 世を重ねること。いくつかの異なる時代にわたって、ある事柄状態が変わらずに伝わること。奕葉。累世(るいせい)。代々。
正倉院文書‐天平宝字二年(758)六月一日・東大寺献物帳「右書法、是奕世之伝珍」
蘭学事始‐大槻磐水序(1869)「是より家学全備せしめんとし、奕世伝来の和蘭瘍科と唱ふる書を検点するに」 〔国語‐周語上〕

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普及版 字通 「奕世」の読み・字形・画数・意味

【奕世】えきせい

代々。〔後漢書、楊秉伝〕臣(楊秉)奕世恩を受け、言(尚書)に備はるを得たり。

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