精選版 日本国語大辞典 「奥山念流」の意味・読み・例文・類語 おくやま‐ねんりゅう‥ネンリウ【奥山念流】 〘 名詞 〙 正平年中(一三四六‐七〇)頃、京の鞍馬山で念阿彌慈恩が開創した武術の流儀という。一説には、慈恩の四代目が還俗して上坂半左衛門安久と称し、念流を伝えたが、その門人の飯野加古右衛門から修験者光明院行海にその伝を伝えて称したともいう。剣術のほか、柔術、棒術、乳切木(ちぎりき)、縄術(じょうじゅつ)、鎖鎌(くさりがま)、薙刀(なぎなた)などを含む。奥の山念流。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「奥山念流」の解説 奥山念流 剣術の流派のひとつ。念流の開祖、念阿弥慈音(ねんなみじおん)が京都の鞍馬山で習得した技とされるが、実態は不詳。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報