日本歴史地名大系 「奥津村」の解説
奥津村
おくつむら
奥津村
おきつむら
近世は慶長一三年(一六〇八)以降津藩領で、元和五年(一六一九)以降和歌山藩松坂領。近世初頭から新田開発が行われ、寛永一一年(一六三四)の奥津村新田帳(徳川林政史蔵)、承応四年(一六五五)の検地帳(同蔵)が残っている。明治二年(一八六九)の大差出帳(「美杉村史」所収)によれば家数一三八、人数五九〇(男二九七・女二九三)、牛馬なし。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報