デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥田木白」の解説 奥田木白 おくだ-もくはく 1799-1870 江戸時代後期の陶工。寛政11年生まれ。大和(奈良県)郡山の炭問屋。赤膚(あかはだ)焼の名匠として知られ,野々村仁清(にんせい)風色絵物・高取風・萩風の陶器を製作した。奈良人形,香合,蓋物(ふたもの)にも名品をのこした。銘は「赤ハタ」あるいは「赤膚山」の下に「木白」の印をおした。明治3年2月13日死去。72歳。通称は柏屋武兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by