奨励会(読み)ショウレイカイ

デジタル大辞泉 「奨励会」の意味・読み・例文・類語

しょうれい‐かい〔シヤウレイクワイ〕【奨励会】

特定事業保護・奨励するための機関
新進棋士奨励会」の通称

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共同通信ニュース用語解説 「奨励会」の解説

奨励会

日本将棋連盟プロ棋士養成機関。男女区別はなく、6級から三段までのクラスに分かれている。最高位の三段に昇段すると年2回のリーグ戦争い原則として上位2人がプロの「棋士(四段)」となる。年齢制限があり、満26歳までにプロになれなければ基本的に退会となる。

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知恵蔵 「奨励会」の解説

奨励会

プロ棋士を目指す者が所属する研修機関。正式名を「新進棋士奨励会」といい、日本将棋連盟の東京・大阪の両本部に置かれている。年1回の入会試験に合格するには、最低でもアマチュア四段の実力が必要といわれる。2006年6月末時点で三段から6級の158人が在籍。会員同士の対局規定成績を挙げると昇級・昇段し、負けが多いと降級・降段する。三段に上がると「三段リーグ」に入り、半年かけて各自18戦し、成績上位の2人が四段(プロ棋士)に昇段する。年齢制限があり、満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれない場合は原則退会となる。

(村上耕司 朝日新聞記者 / 2007年)

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