奮激(読み)フンゲキ

デジタル大辞泉 「奮激」の意味・読み・例文・類語

ふん‐げき【奮激】

[名](スル)はげしくふるいたつこと。心をふるい起こすこと。
危急の時なれば、人心の―せること」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「奮激」の意味・読み・例文・類語

ふん‐げき【奮激】

  1. 〘 名詞 〙 激しく心をふるい起こすこと。激しくふるいたつこと。
    1. [初出の実例]「此道の不行を憾(うら)み嘆いて、奮激して云はれたことゆへに」(出典:雑話筆記(1719‐61))
    2. [その他の文献]〔北史‐辛雄伝〕

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普及版 字通 「奮激」の読み・字形・画数・意味

【奮激】ふんげき

感激して奮起する。宋・曾〔徐孺子祠堂記〕天下、其の風を聞き、其の義を、人人感奮激し、印綬を解き、家族て、骨相ひめ、死に趨(おもむ)きてけざるに至る。

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