デジタル大辞泉 「女切れ」の意味・読み・例文・類語 おんな‐ぎれ〔をんな‐〕【女切れ】 (多く、打消しの語を伴う)わずかな女のけはい。女気。⇔男切れ。「―の無い所帯と云う奴は不都合なものだ」〈紅葉・多情多恨〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「女切れ」の意味・読み・例文・類語 おんな‐ぎれをんな‥【女切・女片】 〘 名詞 〙 ( 「女のきれはし」の意から ) ほんの少しの女らしさ。女の端くれ。多く「女ぎれの無い」の形で、家に女がひとりもいないことを強調するのに用いる。おんなっきれ。⇔男切れ。[初出の実例]「女切(ヲンナギ)れのないお下館(しもやかた)」(出典:歌舞伎・祇園祭礼信仰記(金閣寺)(1757)三幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例