女気(読み)オンナギ

大辞林 第三版の解説

おんなぎ【女気】

女の内気でやさしくしとやかな心。女ごころ。おなごぎ。 ⇔ 男気 「ともに急ぐは-のなさけ鋭するどに人たへて/浄瑠璃・宵庚申

おんなけ【女気】

〔「おんなげ」とも〕
女がいること。女のいる気配。おんなっけ。 「 -抜きの宴会」

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精選版 日本国語大辞典の解説

おんな‐ぎ をんな‥【女気】

〘名〙 女がもっている女らしい気持。やさしい気持や繊細さ、また、感情的な心などをいう。おんなげ。おなごぎ。⇔男気
浮世草子・好色二代男(1684)一「召遣(めしつかい)の者もうるはしきこそよきに、女気(キ)は何国(いづく)も同じ」

おんな‐げ をんな‥【女気】

〘名〙 (「おんなけ」とも)
① 女が居ることを人に感じさせるふんいき、様子。女のけはい。おんなっけ。⇔男気
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七「女気(ヲンナゲ)の無い家だから」
※人情本・梛の二葉(1823)上「お花は流石女気(ヲンナゲ)の、兄の手前をはぢ紅葉、赤らむ顔に言葉なし」

おんなっ‐け をんなっ‥【女気】

〘名〙 「おんなげ(女気)」の変化した語。⇔男っけ
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉風呂の後「当人の断った通り、到底女(ヲンナ)っ気(ケ)のありやう筈はなかった」

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