日本歴史地名大系 「女島神社」の解説 女島神社めしまじんじや 熊本県:葦北郡芦北町鷺浦村女島神社[現在地名]芦北町女島湯浦(ゆのうら)から海沿いに津奈木(つなぎ)町へ出る県道と女島川に挟まれて、女島川河口近くにある。現在女島川の前面は干拓されて水田だが、かつては入江で神社は海に面した岩上にあり、周囲には古松が枝を波に浸し「無双ノ佳景」(国誌)であったという。祭神神功皇后。旧村社。由緒によれば、神功皇后朝鮮出兵に向かうとき、佐敷の計石(さしきのはかりいし)から出船、鷺浦(さぎのうら)に数ヵ月滞在した。時に郷人は大いに協力したので鏡と鉾を授けられ、これを祀って女島八幡宮と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by