妙徳山古墳(読み)みようとくさんこふん

日本歴史地名大系 「妙徳山古墳」の解説

妙徳山古墳
みようとくさんこふん

[現在地名]福崎町東田原 妙徳山

いち川東岸の丘陵端部に位置する。標高約一〇〇メートル。径約三〇メートル、現高約六メートルの二段築成の円墳で、六世紀末の築造墳丘半ばを失っている。主体部は南向きの横穴式石室羨門の天井石が崩落し、もとの大きさは不確実であるが、残存部でも長さ約一二・四メートルの大型で、市川の東岸地域では最大級の古墳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android