妙葩(読み)ミョウハ

関連語 春屋妙葩 八八

精選版 日本国語大辞典 「妙葩」の意味・読み・例文・類語

みょうはメウハ【妙葩】

  1. 南北朝時代臨済宗の僧。字(あざな)は春屋(しゅんおく)。号は不軽子。諡号智覚普明国師甲斐国(山梨県)の人。夢窓疎石の甥にあたり、その法を継ぐ。天龍寺南禅寺・相国寺などに住し、後光厳天皇・後円融天皇帰依を受けた。また、足利義満に信任され、初代僧録司となる。五山文学者としても知られる。著「智覚普明国師語録」。応長元~嘉慶二年(一三一一‐八八

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の妙葩の言及

【春屋妙葩】より

…南北朝時代の五山の代表的禅僧。諱(いみな)は妙葩,字は春屋。居所を芥室といい,みずから不軽子,西河潜子と称した。…

※「妙葩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む