朝日日本歴史人物事典 「妙順」の解説
妙順
戦国時代の熊野比丘尼。紀伊(和歌山県)熊野にあった妙心寺を拠点に,熊野三山の堂宇修造の勧進を任務とした,いわゆる本願尼としての活動が知られる最初の女性。大永年中(1521~28)から享禄4(1531)年まで,神倉社の社殿再興のために,弟子の祐珍と共に諸国を勧化し,奉加を募った。<参考文献>『熊野年代記』,萩原竜夫『巫女と仏教史』
(牛山佳幸)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(牛山佳幸)
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