姚【だい】(読み)ようだい

百科事典マイペディア 「姚【だい】」の意味・わかりやすい解説

姚【だい】【ようだい】

中国,清朝中期の学者安徽省の人。1763年の進士。官は刑部郎中,《四庫全書編纂(へんさん)官。1774年退官,以後書院で40年間講学。考証学に反対し,宋儒の学,唐宋八大家の文を尊ぶ。方苞(ほうほう)を祖とし,劉大【かい】(りゅうだいかい)を仲介とする桐城派の大成者。門下に姚瑩(ようえい),方東樹がある。著書《惜抱軒文集》《古文辞類纂》など。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android