姫野カオルコ(読み)ヒメノカオルコ

デジタル大辞泉 「姫野カオルコ」の意味・読み・例文・類語

ひめの‐かおるこ〔‐かをるこ〕【姫野カオルコ】

[1958~ ]小説家滋賀の生まれ。多彩な文体を用いて、内省的なものから軽快なものまで幅広い作品を発表。たびたび直木賞候補となり、五度目の「昭和の犬」で受賞。他に「受難」「ツ、イ、ラ、ク」「ハルカ・エイティ」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「姫野カオルコ」の解説

姫野カオルコ ひめの-カオルコ

1958- 平成時代の小説家。
昭和33年8月27日生まれ。大学在学中にコラムなどを書き,一時画廊に勤務。平成2年の「ひと呼んでミツコ」が初の単行本。著作は多く,作品ごとに文体も異なる。「受難」「ツ、イ、ラ、ク」「ハルカ・エイティ」「リアル・シンデレラ」が直木賞候補となった。26年「昭和の犬」で直木賞を受賞。滋賀県出身。青山学院大卒。「姫野嘉兵衛(ひめのかおるこ)」と表記することもある。

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