姫野老(読み)ひめどころ

精選版 日本国語大辞典 「姫野老」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐どころ【姫野老】

〘名〙 ヤマノイモ科のつる性多年草。本州の関東以西、四国、九州の山地に生える。地下塊茎は扁平で分枝し、食用になる。葉は長柄をもち卵状披針形で基部は心状に切れ込む。葉腋むかごを生じる。雌雄異株。夏、淡緑色の単性花が葉腋の花柄穂状につき、たれさがる。漢名に当てる萆薢、川萆薢は誤用。えどどころ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「姫野老」の解説

姫野老 (ヒメドコロ)

学名Dioscorea tenuipes
植物。ヤマノイモ科のつる性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android