孔子の倒れ(読み)クジノタオレ

デジタル大辞泉 「孔子の倒れ」の意味・読み・例文・類語

孔子くじたお

孔子のような聖人でも、時には失敗することがあるというたとえ。くじだおれ。
「恋の山には―」〈胡蝶
[類語]河童の川流れ弘法にも筆の誤り猿も木から落ちる上手の手から水が漏れる竜馬りゅうめつまず念者の不念

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孔子の倒れ」の意味・読み・例文・類語

くじ【孔子】 の 倒(たお)

  1. くじだおれ(孔子倒)
    1. [初出の実例]「右大将の、いとまめやかに、ことごとしき様したる人の、『恋の山にはくじのたうれ』まねびつべき気色に、うれへたるも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む