普及版 字通 「孔林」の読み・字形・画数・意味 【孔林】こうりん 孔子の墓所。孔里。〔読史方輿紀要、山東、曲阜、闕里〕孔林は北二里に在り。記に、孔子は魯の北、泗水の上(ほとり)にる。弟子び魯の人、に從ひて家する、百餘室。因りて孔里と曰ふと。今孔林と曰ふ。林の廣さ十餘里なり。字通「孔」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界の観光地名がわかる事典 「孔林」の解説 こうりん【孔林】 中国の山東省、曲阜(きょくふ)(チューフー)市の市街の北にある、2km2の広大な森。ここは、孔子とその子孫、一族の墓所で、古い樹齢の木々がうっそうと茂る森の中に、孔子の墓や第1の弟子の顔回の廟(顔廟)とともに、10万を超える孔子とその子孫たちの墓がある。かつての曲阜の県城の北門から、林道路と呼ばれる並木道が一直線に伸びていて、明代に建てられた「万古長春」と刻まれた門がある。洙水橋の北にある享殿は、孔子祭のときに香壇を設けたところで、その奥に孔子の眠る墳墓がある。◇孔廟、孔府とともに、世界遺産に指定されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報 Sponserd by