孔雀堂(読み)くじやくどう

日本歴史地名大系 「孔雀堂」の解説

孔雀堂
くじやくどう

[現在地名]高野町高野山

准胝じゆんてい堂の西隣にあり、南面する。孔雀明王院(「明月記」正治二年一〇月五日条)・孔雀明王堂(高野春秋、堂塔建立由来書)ともいう。本尊の木造孔雀明王像は孔雀にまたがる一面四臂の菩薩形で、高さ三尺七寸、快慶作。国指定重要文化財。創建は正治二年(一二〇〇)で、「明月記」同年一〇月五日条に「延杲僧正、建立一堂於高野、号孔雀明王院、奉寄御祈願所、先年勧賞所給了阿闍梨二口、待此次未被宣下之上、今一口申加、可給置三口之由、付女房申之」とある。同月一一日延杲は快慶作の孔雀明王像を安置して落慶供養を営んだ(「金剛峯寺巡礼日記」ほか)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む