字指(読み)ジサシ

精選版 日本国語大辞典 「字指」の意味・読み・例文・類語

じ‐さし【字指】

  1. 〘 名詞 〙 初学の人などが読書する時、書中の文字をさすのに用いる木、竹または金属製の道具。字突き。角筆(かくひつ)
    1. [初出の実例]「字指依命予作之」(出典康富記‐宝徳二年(1450)正月二五日)
    2. 「箋は竹のやうなる物を削て字さしなんどの様にして不審処にさすやうな心ぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む