デジタル大辞泉 「学海」の意味・読み・例文・類語 がっ‐かい〔ガク‐〕【学海】 1 《「揚子法言」学行の「百川海を学びて海に至る」から》日夜のたゆみない努力の結果、研究を大成すること。2 学問の世界の広いことを海にたとえていう語。「―の新気運に貢献して」〈漱石・三四郎〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「学海」の意味・読み・例文・類語 がっ‐かいガク‥【学海】 〘 名詞 〙① ( 「揚子法言‐学行」に「百川学レ海而至二于海一、丘陵学レ山而不レ至二于山一」とあるのによる ) 学問を積み重ねて、研究を完成すること。また、学問を完成させるには、絶えざる努力が必要であることをいう語。[初出の実例]「計二学海之嶮難一。如レ渉二百万里之波濤一」(出典:本朝文粋(1060頃)六・申民部大輔状〈橘直幹〉)② 学問の深く広いことを海にたとえていう語。学問の世界。[初出の実例]「韜二淵量於学海一。伝二華文於儒林一」(出典:朝野群載‐一三・康平六年(1063)正月日・策試申文)[その他の文献]〔崔珏‐哭李商隠詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例