学窓(読み)ガクソウ

デジタル大辞泉 「学窓」の意味・読み・例文・類語

がく‐そう〔‐サウ〕【学窓】

学問をする所。まなびや。学校。「学窓を巣立つ」
[類語]学校学園学院学舎学び学堂教えの庭学びの庭学府スクール尊敬貴校御校

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精選版 日本国語大辞典 「学窓」の意味・読み・例文・類語

がく‐そう‥サウ【学窓】

  1. 〘 名詞 〙 学問を修める所。勉強部屋。また、学舎。学校。
    1. [初出の実例]「多年倦道無成士、漸近暮齢学窓」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋夜即事〈源経信〉)
    2. 「南都に永超僧都といふ学生有りけり。学窓に臂(ひぢ)をくだし、蛍雪の功年積り、碩学の聞こえ有りけり」(出典:梵舜本沙石集(1283)一)
    3. 「狂句をいだしては貴人高人にも腹をかかゑさせ、如何なる学窓(カクソウ)智者にも手をうたせ」(出典:咄本・宇喜蔵主古今咄揃(1678)三)

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