宅徳平(読み)タク トクヘイ

20世紀日本人名事典 「宅徳平」の解説

宅 徳平
タク トクヘイ

明治〜昭和期の実業家



生年
嘉永1年7月12日(1848年)

没年
昭和7(1932)年4月15日

出生地
和泉国堺(大阪府)

経歴
先代・宅徳平の長男に生まれ、明治2年家督を相続、襲名した。家は代々泉州堺で酒造業を営み、清酒「沢亀」の醸造元として知られる。39年宅合名会社を設立して社長となる。日本精糖社長、大日本塩業社長をはじめ、大阪貯蓄銀行南海鉄道、堺貯蓄銀行、堺瓦斯、東邦火災保険、日本教育生命保険、大阪麦酒大日本麦酒などの重役を兼ねた。更に堺市議、堺商工会議所特別議員なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宅徳平」の解説

宅徳平 たく-とくへい

1848-1932 明治-昭和時代前期の実業家。
嘉永(かえい)元年7月12日生まれ。家業の酒造業をつぎ,宅合名会社を設立して社長となる。大阪貯蓄銀行,南海鉄道,堺(さかい)貯蓄銀行などの重役をかねた。昭和7年4月15日死去。85歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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