宇佐美【しん】水(読み)うさみしんすい

百科事典マイペディア 「宇佐美【しん】水」の意味・わかりやすい解説

宇佐美【しん】水【うさみしんすい】

江戸中期の儒学者。上総(かずさ)の人。名は恵(けい)。荻生徂徠に学び,その遺著を多く校刻し,経義を明らかにすることを任とした。晩年出雲(いずも)松江藩に仕え,藩政に参与著書《弁道考注》《古文矩(こぶんく)考》《社倉考》《事務談》など。
→関連項目海保青陵

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宇佐美【しん】水」の意味・わかりやすい解説

宇佐美しん水
うさみしんすい

[生]宝永7(1710).1.23.
[没]安永5(1776).8.9.
江戸時代中期の 蘐園学派の儒学者。上総の人。荻生徂徠に学ぶ。松江藩に出仕。著書『輔儲編』『弁道考』。

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