宇佐美誠次郎（読み）ウサミ セイジロウ

20世紀日本人名事典

宇佐美 誠次郎
ウサミ セイジロウ

昭和・平成期の経済学者 法政大学名誉教授。

生年

大正4(1915)年1月21日

没年

平成9(1997)年4月25日

出生地

東京

学歴〔年〕

東京帝国大学経済学部〔昭和12年〕卒

学位〔年〕

経済学博士

主な受賞名〔年〕

朝日学術奨励金〔昭和45年〕

経歴

東方文化学院東京研究所員、日銀調査局嘱託から、昭和23年法政大学教授。大原社会問題研究所長、日本ドイツ民主共和国友好協会理事長なども務めた。「日本資本主義講座」(28年・岩波書店)の中心的編集者で、マルクス経済学、講座派の立場を継いだ財政・経済学者。井上晴丸と共著の「国家独占資本主義論」(のち増補)「危機における日本資本主義の構造」「日本の独占資本」「宇佐美誠次郎小論集」などの著作がある。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

宇佐美誠次郎 うさみ-せいじろう

1915－1997　昭和後期-平成時代の経済学者。
大正4年1月21日生まれ。昭和23年法大教授。のち同大の大原社会問題研究所長。マルクス経済学を専攻し,「日本資本主義講座」の編集にあたる。国家独占資本主義,国家財政などの研究で知られた。平成9年4月25日死去。82歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「危機における日本資本主義の構造」など。

出典　講談社

367日誕生日大事典

宇佐美 誠次郎 (うさみ せいじろう)

生年月日:1915年1月21日
昭和時代;平成時代の経済学者。法政大学教授;大原社会問題研究所長
1997年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」