宇津山城跡(読み)うづやまじようあと

日本歴史地名大系 「宇津山城跡」の解説

宇津山城跡
うづやまじようあと

[現在地名]湖西市入出

浜名湖へ突き出た岬の上に築かれた中世城跡。戦国期に今川氏が築き、朝比奈氏を城主とした。城は二つの部分に分れる。曹洞宗正太しようたい寺東方(城山)の城は標高二七メートル、東西三七〇メートル・南北七五メートル。宇津山城古図(正太寺蔵)によると、中央に本丸、東側に二の丸、北側に土塁が築かれ、二の丸から南に下る大手口があり、湖から直接船を接岸できるようになっている。たか山山頂の城は標高五三・六メートル、南北二四〇メートル・東西三五メートル。本丸・二の丸があり、現在井戸跡が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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