出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…幕末の津山洋学の伝統をひいて教育への関心は高く,津山工業高等専門学校,美作女子大学があり,近世以来の学問の伝統をうかがわせて文教都市的性格ももつ。弥生時代の集落遺跡の沼遺跡,津山城跡の鶴山公園(桜の名所),城主の御対面所として築かれた回遊式庭園の衆楽園,美作一宮の中山神社など史跡が多い。JR姫新線が通じ,津山線と因美線を分岐し,中国縦貫自動車道のほか国道53号,179号,181号線が通じる。…
…同年その遺領のうち備前は池田忠継に,美作は森忠政に与えられ,翌年忠政は18万6500石の領主として入封した。 忠政は新規に津山城を築き,領内の商人,職人たちを集めて城下町を経営した。また藩財政の基礎を確立するため国内の総検地を実施し,郡奉行のもとに大庄屋,肝煎,庄屋などの制度を設け,地方支配機構を整備するとともに頭百姓の制度などを設け土豪たちの懐柔にも意を注いだ。…
※「津山城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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