宇野東山(読み)うのとうざん

精選版 日本国語大辞典 「宇野東山」の意味・読み・例文・類語

うの‐とうざん【宇野東山】

  1. 江戸中期の古学派儒者。江戸の人。名は成之。清水江東師事訓詁(くんこ)に通じ、経書注釈につとめた。主著「毛詩鄭標註」「詩経国字解」。享保二〇~文化一〇年(一七三五‐一八一三

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇野東山」の解説

宇野東山 うの-とうざん

1735-1813 江戸時代中期-後期の儒者。
享保(きょうほう)20年生まれ。代々家業である医者をやめ,清水江東に古学をまなぶ。訓詁(くんこ)の説にくわしかった。文化10年死去。79歳。江戸出身。本姓小林。名は成之。字(あざな)は子成。別号に耕斎。著作に「四書国字弁」「論語国字解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android