清水江東(読み)しみずこうとう

精選版 日本国語大辞典 「清水江東」の意味・読み・例文・類語

しみず‐こうとう【清水江東】

  1. 江戸中期の儒者。江戸の人。通称大坂屋嘉右衛門、名は嘉英、字(あざな)は子発。号を江東漁人と称す。商売のかたわら、周礼儀礼礼記三礼学究にいそしみ、古学派学者として大成した。著に「周礼解」「儀礼解」など。元文五~寛政七年(一七四〇‐九五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水江東」の解説

清水江東 しみず-こうとう

1740-1795 江戸時代中期-後期の儒者。
元文5年生まれ。江戸下谷の商家の出。宮瀬竜門(りゅうもん)にまなび,中国古来の礼法制度を研究。また子弟教育にあたった。寛政7年6月7日死去。56歳。名は嘉英。字(あざな)は子発。通称は大阪屋嘉右衛門。著作に「周礼解(しゅらいかい)」「儀礼解(ぎらいかい)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android