守成(読み)しゅせい

精選版 日本国語大辞典 「守成」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せい【守成】

〘名〙 創始者意向をうけつぎ、その築きあげたものをより堅固なものとすること。
十訓抄(1252)一〇「魏徴房玄齢等勅問に預りて、守成草創の二つを分きて、文武のすすみ退ける事をぞ〈略〉争ひ申しける」 〔史記‐叔孫通伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「守成」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せい【守成】

[名](スル)創業者のあとを受け継いで、その事業を固め守ること。「家業守成する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「守成」の読み・字形・画数・意味

【守成】しゆせい

業績をうけつぎ保持する。〔貞観政要君道〕貞十年、太宗侍臣に謂ひて曰く、王の業、創と守と、孰(いづ)れかきと。

字通「守」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android