デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安原貞平」の解説 安原貞平 やすはら-さだひら 1698-1780 江戸時代中期の儒者。元禄(げんろく)11年生まれ。安原方斎の兄。京都で伊藤東涯にまなぶ。享保(きょうほう)17年信濃(しなの)(長野県)上田藩につかえ,のち藩主松平忠順(ただより)の側役(そばやく)となる。宝暦11年の農民一揆(いっき)を収拾。安永9年10月27日死去。83歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。字(あざな)は伯亨。通称は太郎。号は省所,霖寰(りんかん)。著作に「輿窓(よそう)随筆」「霖寰詩文集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例