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安心・安全ビジネス あんしんあんぜんびじねす

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知恵蔵2015の解説

安心・安全ビジネス

安全を確保する新たなツールとして「ICタグ」が注目を集めている。ICタグは、記録情報を電波を使って送受信することで物体の識別を行うことができる小型で軽量な無線ICチップ。埼玉県の浦和ルーテル学院では、このICチップをランドセルに付けることで、児童の登下校時刻をリアルタイムで把握できる「登下校確認システム」を構築した。また、NTTデータなど3社は、2005年4月〜7月に、横浜市青葉区みたけ台地区を対象に、子供たちを犯罪から守るための「子供見守りサービス」の実験を行った。到達距離30m(半径)程度の無線LAN端末を有志の家庭の庭先や塀などに設置し、カバー範囲内に住む子供188人に無線ICタグを持たせ、危険に遭遇した場合などに通報できるようにしたもの。一方、安心ビジネスでは、ユビキタスID技術を利用した食品トレーサビリティー実証実験が進められている。農林水産省が05年度から取り組んでいる「ユビキタス食の安全・安心システム開発事業」の一環で行われた。実験では、ユビキタスIDセンターが管理する個体識別番号を取り扱い商品に貼付。店内に設けられた専用端末を利用して、生産者や使用した農薬など、その商品の情報を見ることができる。

(竹内文則 富士常葉大学教授 / 森岡英樹 金融ジャーナリスト パラゲイト・コンサルタンツシニア・リサーチ・アソシエイツ / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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