安波賀春日神社(読み)あばがかすがじんじや

日本歴史地名大系 「安波賀春日神社」の解説

安波賀春日神社
あばがかすがじんじや

[現在地名]福井市安波賀町

安波賀の西側山麓に古杉に囲まれて鎮座する。祭神武甕槌たけみかづち尊・経津主ふつぬし命・天児屋根あめのこやね命・比売ひめ大神。旧県社。治暦四年(一〇六八)京の東北鬼門除けとして創建されたと伝え、朝倉氏も当社を信仰して再興したが、天正元年(一五七三)の兵火に焼亡したという。慶長六年(一六〇一)福井藩主結城秀康より「阿波賀春日大明神之山」が安波賀神主に安堵されている(「長谷部采女正判物写」越前国名蹟考)元禄一〇年(一六九七)七代藩主松平吉品によって再興されたのが現在の社殿(昭和二年改修)、正徳二年(一七一二)には安波賀村内の五〇石が社領として寄進された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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