安清村(読み)やすきよむら

日本歴史地名大系 「安清村」の解説

安清村
やすきよむら

[現在地名]福野町安清

山田やまだ川とたび(西大谷川)中間位置し、東は森清もりきよ村。天正一五年(一五八七)九月一二日の前田利勝(利長)による知行村割状(加能越古文叢)に「安清村」六六七俵とみえる。元和五年(一六一九)の家高新帳では役家数五。正保郷帳では高六六四石余、田方四三町九反余・畑方四反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高六三七石、免五ツ四歩、同六年に検地引高六八石があった(三箇国高物成帳)


安清村
やすきよむら

[現在地名]彦根市安清東町やすきよひがしまち

彦根城下に接して位置。「江左三郡録」に「安清村ハ郭内東南の端也、今家中屋敷或ハ町トナル」とあり、城下安清町がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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